先日、あるお酒の席で耳にした話がなんとも言えず、皮肉を込めてお話ししようと思います。大人になったはずの人が、「昔は自分はワルだった」とキャストの女性に自慢げに話しているんです。さらに、「当時どこどこ中学校は悪かった」とか何とか。女性の前で自分を大きく見せようとしていたのでしょうけど、一体全体今いくつなの?と小一時間問い詰めたくなりましたね。
「いつまで過去を引きずってるの?」って心の中で突っ込みながら、彼らの話に耳を傾けていました。ある意味、過去の自分を振り返るのは大切かもしれませんが、「えっ?それって威嚇してるわけ?」と思わずにはいられませんでした。まるで、過去の「悪さ」が今も彼らの価値を証明するかのよう。
そして、都合のいい時だけ学生時代に戻る人たち。こういう話を聞くと、「民度が低い人間っていったいどんな考えなんだろうか?」と考えさせられます。過去は過去。今をどう生きるかが大人としては重要ではないでしょうか。
そんな「元ワル」自慢を聞きながら、私たちはもっと建設的で前向きな自己紹介を心がけたいものです。過去に何をしていたかではなく、今何をしているのか。それが人としての「カッコよさ」を測る真のバロメーターだと私は思います。
みなさんも、もし「昔はワルだった」という人に会ったら、そっと心の中で笑い飛ばし、その人の今の行動を見てあげてください。けっこうな割合でいますよ、この手のタイプ。過去は変えられませんが、未来は今の行動次第で変わっていくのですから。
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